先日、職場でコップのコーナーを掃除してたときのできごと。
棚にズラーッとならべてあるコップを一種類ずつ、
どけて棚を拭き拭きしていたんですね。
すると、お客さんが近寄って、
売り場を見たそうにしていたので
掃除は一旦保留にしてその場をさりました。
数分後、お客さんがコップをもってレジに
やってきました。
お会計を終え、お客さんが去ったあと、
掃除の続きをしようと売り場に戻ると
そこにはさっきのお客さんがいました。
レシートを見ながらなにやら、
確認をしている様子。
「どうかされましたか?」
と尋ねると、
「プライスカードの値段と違う」
と困惑した顔で言ってきました。
売り場を確認してみると、
ななななんと、
僕が掃除をしようと、その辺のスペースにどけていた
コップを買っていたのです。
品切れでプライスカードだけが貼られている
別の商品棚に、コップを放置してしまったため
起きたトラブルでした。
顔が真っ青になった僕は事情を説明し、
平謝りすると、お客さんは許してくれました。
申し訳ない気持ちでいっぱいになって、
次から気をつけようと誓いました。
それと同時に、あることを再認識。
「お客さんって予算で絞り込んで商品をかっているんだな」
ってこと。
そんなの当たり前かもしれませんが、
売り手になると忘れるんですよ。
んで、売り手都合であれもこれも売りたくなるし、
進めたらいろいろ買ってくれるんじゃないか?
って思っちゃうんですね。
でもこの事件を通して、再認識できました。
100種類以上あるコップの中から、
僕が掃除のためにどけていたコップが
ピンポイントで売れちゃったのも、
お客さんが中学生くらいの女の子で、
安い価格帯で選んでいたからだろうと分析しました。
【お客さんは予算を意識して買い物をしている】
この気付きを転用すると、価格帯別で売り場をつくると
買い物しやすいお店になり売上もアップしそうだなと
感じました。
チラシやポスターにも転用できるかもしれません。
その前にこんなミスが二度と起こらないよう
徹底したいと反省しました。。。。