置かれた場所で燃焼する。

このあいだ、テレビに橋下徹元大阪市長がでていて、高学歴ニートの人達と議論を交わすという企画をしていたんです。そこで、橋本さんがすごくいいことを言ってました。

それが、「置かれた場所で燃焼する」ということ。自分のやりたいことをするために計画をたてて行動するものいいが、人生そんな計画通りにはならない。


なので、今置かれている場所で全力を尽くすことで、道が開かれるという内容。

この言葉を聞いた瞬間に「はっ」とした。20代前半で自分の能力の低さに絶望し、克服しようと、いろんなビジネス書に手をだした。

  • ものごと深く考えれるようになりたい
  • 計画通りにものごとを進められるようになりたい
  • 失敗を減らして、効率よく成功したい。

それを解決できそうなありとあらゆるビジネス書を漁る。

ビジネス書はその分野のスペシャリストが書いている場合が多いので、基準は高め。そこにあわせて自分をかえようと躍起になって7年くらいを費やしてしまった。

でも、それが間違っていたんじゃないかなって疑いはじめた矢先に出会ったこの言葉


「置かれた場所で燃焼する」

胸に突き刺さりました。やっぱりそうなのかもしれない。計画をきっちり立てすぎるとそれに縛られて、目の前のことに集中できなくなる。

それが行動のさまたげになっていたり、仕事の質をおとす原因になっている。結果、次に繋がることはなかった。

今、どんな環境にいても物事に全力で取り組んでいれば、いろんなスキルが身につく。そのスキルが次に繋がるってのは、今となればわかる。

20代前半で「考える」ということがよくわからなくて、ビジネス書を読み漁ることで「考える」ことを身に着けたからだ。

7年もかかってしまったが、それは無駄だったとは思わない。なぜならそれが僕にとって、「置かれた場所で燃焼」することで橋本さんの言葉をキャッチするためのアンテナになったからだ。

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