漫画『かくかくしかじか』を読んだ感想

どうもめどんです。

最近『かくかくしかじか』という漫画を読みまして、
久々に感動して、

涙腺パッカーン(´;ω;`)

ってなったので記事にしてみました。

あらすじは、
一人の女子高生が美大受験のために、
絵画教室に通い始めて
そこで出会った一人の恩師にしごかれながらも、
無事に美大に合格し漫画家へと成長していくストーリー。

これノンフィクションでして、
作家の東村アキコさんの過去が描いたものです。

いやー、めちゃくちゃ良い作品。

前から知ってはいたものの、
なかなか読む気になれなかったんですよね。

だって
少女漫画=恋愛
みたいなとこあるじゃないですか?

読んでいるだけで
むず痒くなるような
ベタな恋愛要素が含まれていることが
大半なわけで、

少女漫画独特の、
薄ピンク色のキラキラした表紙をみるだけで、
萎えてしまうんですよね。

でも最近フリーランスになって、
毎日孤独と格闘していたいたせいか、
なぜか読むきになれた笑

気を紛らわしたかったんだろうな。

前置き長すぎたので本題へ。

『かくかくしかじか』の良いところを
3つのポイントに話していきますね。

①「とにかく描け!」

この言葉は登場人物である、
絵画教室のめちゃくちゃ恐い先生がよく吐くセリフ。

毎日竹刀をブンブン振り回しながら、
生徒のデッサンを監視しています。

そして、
ことあるごとに、

「とにかく描け!」
「とにかく描け!」
「とにかく描け!」

と怒鳴り散らしたり、
竹刀でペシペシと喝を入れてきます。

どんなに、
落ち込んでいようが、
苦しかろうが、
忙しかろうが、

「とにかく描け!」

と言って追い込んでくるような先生です。

最初は恐怖と鬱陶しさで
メンタルやられっぱなしの主人公の中に、
「描くこと」が刷り込まれていきます。

と同時に、
この漫画を読んでいる読者にも
刷り込まれていくのが不思議です。

フリーランスだと、
会社勤めと違ってどこまでもサボれてしまいます。

ブログ書かなきゃ、
デザインしなきゃ、

って思ってても、
気づいたら無目的で
YouTubeみてたり、
Twitter眺めてたり、
まったく生産性ないことばかり。

ダラダラしてるくせに、
焦りは感じるという矛盾っぷりで
自己嫌悪に陥っていたときに、

この漫画に出会うことができ、
めちゃくちゃ救われました。

②ギャグセンス高め

作家の東村アキコ先生の
ギャグセンスの高すぎておもしろい。

いろんな作品のパロディだとか、
たとえ話が秀逸するぎる。

特に例えツッコミは、
日常にあるあるネタから、
懐かしのネタまで、
ぶっ込んでくるあたりがさすが。

わかるわかる〜っ
うわっ懐かしい
マジウケるww

のループ。

東村アキコ先生の同年代の人だと
腹よじれるくらい笑えると思う。

てか、
よくそのネタ思いついたな〜
って関心させられっぱなしでした。

このパロディや、
面白い例え話ができる人は
どの分野でもファンが多いように感じる。

ビジネスの分野でも
ファン化目的の情報発信には
必要なことだと思う。

情報が簡単に手に入る時代は、
情報自体の価値が低くなる。

そして、

「おもしろさ」

人の心を掴むようになってくると
予測しています。

③ 純粋に感動する

日常を描いた漫画の良い所は、
自分に重ねあわせて目読めることです。

この漫画は
ノンフィクションってこともあり、
よりストーリーに入り込めて、
感情移入しやすいのも魅力。

絵画教室の日高先生の生き様や、
東村アキコ先生の生き様を通して、
学べることもたくさんあった。

僕はスラムダンクはあまり詳しくないので、
この本を人生の教科書にしたいと思った。

そのくらい、
これから何度も読み返したい漫画です。

③ 感じたこと

良い作品は人から人へ伝わっていく。
僕も尊敬している情報発信者のブログで知った。

この一冊を通して、
いろんな感情を体験でき多くの学びを得ることができた。

今度は自分がこの作品を伝える番だという思いで
今回記事にしてみました。

興味のある方は読んでみてくださいね(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です